東京・京橋 コンテンポラリーアート・ギャラリー アート・工芸の枠を超えて、活躍する作家を紹介 素材を限定せず、同時代に呼吸する多彩な作家作品の常設展と企画展を開催
石井 誠 展9月10日(火)― 9月27日(金) 木彫・絵画
金 徳姫 展10月1日(火)― 10月15日(火) 陶
陳 ほう宇展10月18日(金)― 11月1日(金) 日本画
常設 展11月6日(火) ― 11月21日(木) 陶・絵画
アイザワリエ展11月25日(月)― 12月10日(火) 陶
村田佳彦 展12月12日(木)― 12月26日(木) 漆
‘24年10月18日(金) ―11月1日(金) 11:30〜18:00(最終日17:00迄) 日祭休廊
オリーブの葉の表面は緑色で、生命や成長の象徴です。風が吹くとオリーブの葉が揺れ、その裏側に施された銀が輝き、一瞬で風景が変わる。見た目には穏やかで控えめなオリーブは、風によってその内に秘めた輝きを瞬時に解き放つという、瞬間的な変容を表現しています。これは、日常の中でふとした瞬間に現れる驚きや美しさを捉えることをテーマにしています。 「風」は常に変化を運ぶ自然の力です。この現象は、日常の中に潜む美しさや、予期しない変化がもたらす驚きを象徴します。銀色の世界は、その変化の瞬間に現れる非現実的な美しさや神秘的な雰囲気を強調します。 今までタンポポを「種まき」の象徴を描いてきました。この度は平和を象徴するオリーブを用いました。自然の一部であるオリーブが風によって一瞬の輝きを見せ、その背後にある静かな力や美しさを表現し、毎日穏やかな、平和の意味を願いています。 陳は墨絵で培った技術をもとに日本で習得した日本画の技術をプラスして、確かな技術力と伸びやかな色彩感覚で日本、台湾、イタリアで多数の発表を重ねています。
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