古館高幸展 (平面) 2月1日(金)-2月9目(土)
荻野美穂子展 (平面・パステル画) 2月13日(水)-2月26日(火)
弥生のかたち展 2月28日(木)-3月13日(水)
高橋舞子展 (平面) 3月15日(金)-3月30日(土)
P.J.C 4月1日(月)-4月13日(土)
市川透展 (陶) 4月16日(火)-4月27日(土)
野間祥子展 (平面) 5月8日(水)-5月21日(火)
プサンアートフェアー 5月30日(木)-6月2日(日)
加藤委展 (陶) 6月11日(火)-6月25日(火)
山本佳子展 (ガラス) 6月28日(金)-7月12目(金)
大石早矢香展 (陶) 7月17日(水)-7月30日(火)
鍾 雯婷 Chung Wen-Ting & 柯 毓珊 Ke YuShan 展(陶) 9月10日(火)-9月25日(水)
線幸子展 (綿) 9月27日(金)-10月12日(土)
KIMSUNGHO &LEE SARA 10月17日(木)-11月1日(金)
はまさきかおり展 11月7日(木)- 11月19日(火)
松本亮平展 11月21日(木)-12月6日(金)
丹羽シゲユキ展 (陶) 12月10(火)-12月24日(金)
古舘 高孝 Takayuki Furudate 展
―El azul celeste de España―
‘19年2月1日(金) ― 2月9日(土)
プロフィール
1953 東京生まれ
1991 武蔵野美術学園油絵科 卒業
1995 スペイン サラマンカ大学美術学部絵画科 卒業
2001 スペイン セビリア大学
INSTITUTO DE IDIOMAS Espanol Intermedio 修了
2002 春陽展 以降毎年出品
2015 渡西 サンティアーゴデコンポステーラ滞在
2016 渡西 トレド滞在
個展、グループ展多数
荻野美穂子 Mihoko Ogino 展
― 目覚めの時 ―
‘19年 2月13日(水) -2月26日(火)
荻野はファッションイラストレーターとして活躍後、パステル画に転じ色を重ねひっかく、また塗るという重厚な画面で深い心情風景を展開する画家です。生きることすなわち絵を書くことと言い切る一途さを持った作家です。
作者のコメント
オイルパステルのみで発表しだして13年目になります。長い間水彩画を描いてきましたが、オイルパステルは脇役として支えてくれました。ある時オイルパステルで描いた後、擦ってみましたら、え?これは何だ!!という驚きがありました。それからはオイルパステル一筋ですが、最近では水彩、鉛筆など他の材料も併用しています。
1点1点違う表現を追求し続けています。
プロフィール
兵庫県生まれ
文化服装学院デザイン画コース
1973 文化服装学院長賞
1981 日本クリエーターズ協会(JCA)会員 イラストレーター
1982 新宿住友ビル洋画ミニチュア大賞展 優秀賞買上
1984 新宿住友ビル洋画ミニチュア大賞展 審査員奨励賞
1998 上野の森美術館大賞展(‘99、‘00)
髙橋舞子 Maiko Takahashi 展
― ノクトゥーフィオのまたたき -
‘19年3月15日(金) ~ 3月 30日(土)
一見リアルな風景画としてとらえがちですが、これは紛れもなく高橋の心情風景なのです。森閑とした静けさ。見る私は画面の中に吸い込まれていきます。15点余、変形キャンバス(三角形とか)・エスキースも含む
作家コメント
今までの作品の流れから割とそのまま!でも人物がちょっと入るようになってきたかも!これが何を意味するのか!?作者のわたしにもよくわからない!自分自身の影なのか?家族の姿なのか?それとも帰ることのない過去の思い出の中のひとたちなのか!?
プロフィール
1987 山形県生まれ
2008 山形県総合美術展覧会 山形新聞社賞
2009 女子美術大学卒業 優秀作品賞
2011 個展 吹き寄せる幻影(相模原市民ギャラリー)
2012 同大学修士課程 洋画研究領域 修了
美術館賞、美術館収蔵作品賞、大久保婦久子賞
佐藤国際文化育英財団 第21回奨学生美術展
特別出品(2011年 買上げ)
ART GENT(ベルギー)参加
2013 東京藝術大学美術研究科 油画技法・材料研究室研究生 修了
「見ること・描くこと- 油画技法材料研究室とその周辺の作家たち」
(東京藝術大学 上野校他)
2016 東京アートフェア参加
個展・グループ展 多数
2018 2018 第10回前田寛治大賞展 佳作
PLASアートフエアー参加(韓国)
野間祥子 Sachiko Noma 展
― ゆれなずむ —
‘19年5月8日(水)―5月21日(火)
透明水彩絵の具、 紙、私自身とをつなぐものは「水」というゆれうごくもの。流れ留まり、染み込み乾き、刻々と変化する表情を見つめ、それぞれの個性を存分に引出したとき、この素材にしかできない表現が出来ます。思いこみをできるだけはがして、”みる”ということ。わたしの今回のテーマになりました。
みどころは、肉眼で見える素材の在りようです。 小、中作品を中心に十数点展示予定です。
プロフィール
1991年 愛媛県生まれ
2014年 守谷育英会修学奨励金 奨励賞
2016年 武蔵野美術大学大学院油絵コース 修了
守谷育英会修学奨励金 奨励賞
美術新人賞デビュー2016 グランプリ
第20回越後湯沢全国童画展 川上四郎記念大賞
加藤 委 Tsubusa Kato 展
— 青白磁 白磁 染付 —
‘19年6月11日(火) ― 6月25日(火)
プロフィール
1962年岐阜県多治見市生まれ
1979年多治見市陶磁器意匠研究所修了
2002年「現代陶芸の100年展」岐阜県現代陶芸美術館
2003年「白磁・青磁の世界展」茨城県陶磁美術館
2004年「ミノ セラミックス ナウ2004」岐阜県現代陶芸美術館
2006年「『陶磁』日本陶芸の伝統と前衛」フランス国立陶磁器美術館
2007年「パラミタ陶芸大賞展」パラミタミュージアム 準グランプリ
2011年「白の時代」益子陶芸美術館
2013年日本陶磁協会賞受賞 円空大賞受賞
パブリックコレクション
愛知県陶磁資料館、京都新聞社、石川県立九谷技術研修所、
岐阜県現代陶芸美術館、菊池寛実記念智美術館
リバーリトリート雅楽倶、シカゴ美術館、ブルックリン美術館
メアリー&ジャクソン・パーク財団、ヴィクトリア&アルバート美術館
山本佳子 keikoYamamoto 展
- Moon Seed Project 孵化 -
‘19年6月28日(金) ―7月12日(金)
山本さんの作品にはガラス特有の繊細さと、リリカルな動きがあり、作品に対する強い意志と光を受け止める工夫が豊かです。今回新たな展開のパート・ド・ヴェールの仕事で展開された くだもの シリーズを展示いたします。ご高覧いただければ幸いです。作品点数約30点
作家コメント
命の循環、再生をテーマにガラスの作品を制作しています。
羽根のある種、葉裏の蛹、地下を統べる菌類、盲目の甲虫、密やかな森で生まれ、変化していくものたち
いくつかのアレゴリーと共にガラスの不思議を。
プロフィール
武蔵野美術大学工芸工業デザイン学科卒業
1990 現代ガラスの造形展 箱根彫刻の森美術館(神奈川)
1991 関西ガラスア-ト展、(90 佳作賞)日本ガラスアート展
1992 「グラス・金属・3人展」 伊丹市立工芸センター(兵庫)
1993 朝日現代クラフト展、91,90
1994 国際ガラス造形展 93
1999 第3回台湾新竹市国際ガラスアートフェスティバル
2001 Glass Craft Triennale 2001
2004 雪のデザイン賞 『中谷宇吉郎雪の科学館』
2010 「上田恭子・山本佳子二人展 光と風」美山かやぶき美術館(京都)
2015 「Ephemeral Vision」二人展 Art Labo北舟(北海道)
2016 「第4回日韓美術工芸交流展」 江陵市立美術、梨花女子大アートセンター、伊丹市立工芸センター
2016 ART FAIR SAPPORO 2016(北海道)
2016 国際ガラス展・金沢2016
2017 「Moon Seed Projectー密やかな森では」黒い森美術館 (北海道
大石早矢香 Sayaka Oisi 展
—迷えるワタシタチ—
‘19年7月17日(水) ― 7月30日(火)
大石早矢香さんの個展を開催いたします。近年活躍めざましい作家ですが、装飾の中にも人体の1部が組み込まれることなど人の情念を感じさせははするが、植物、蝶、鳥、爬虫類など多彩な登場物により、昇華された印象になる。レベルはどんどん進化し、連鎖的に形を張り付け、さら発展させて不思議な世界を生み出すのが昨今の作品である。
作者コメント
「装飾」という根深いテーマに向き合っていると、私たちがいかに複雑であり単純であるかを思い知らされる。
つまり私たちはどちらにもとどまらない常に揺れ動く存在なのだと。おおよその作品数約20点
プロフィール
1980 京都府生まれ
2004 京都市立芸術大学美術学部陶磁器専攻卒業
京都市立芸術大学2003年度制作展・同窓会賞 (京都/京都市美術館)
たち吉クラフトコンペ「京都陶芸の新しい芽」・優秀賞受賞 (京都/たち吉本店)
2014 第43回長三賞常滑陶業展「くらしのやきもの展」・長三賞 (愛知/INAXライブミュージアム 他)
2015 マイヤー×信楽大賞展・銀賞(滋賀/滋賀県立陶芸の森・USA/マイヤーガーデン)
京展・館長奨励賞(京都/ 京都市美術館)
第32回長三賞常滑陶芸展・自由造形部門 長三賞(愛知/愛知県陶磁美術館 他)
2016 現在形の陶芸 萩大賞展Ⅳ・佳作(山口/山口県立萩美術館・浦上記念館)
2017 第12回パラミタ大賞展 ノミネート(三重/ パラミタミュージアム)
2018 ゲスト・アーティスト(滋賀/滋賀県立陶芸の森)
collection
Han Hyang Lim Onggi Museum(韓国)山口県立萩美術館・浦上記念館(山口)
滋賀県立陶芸の森陶芸館(滋賀)韓国陶磁財団・Icheon world ceramic center(韓国)
鍾 雯婷 Chung Wen-Ting & 柯 毓珊 Ke YuShan 展
― 陶 & 版 ―
‘19年9月9日(月)- 25日(水)
共に台湾の美校卒業後、鍾は卯辰山工芸工房を経て東京芸大へ。柯も東京芸大を卒業。鍾は薄口の磁器のホタル手法で灯の作品など器のみではなく、リリックな多様な試みをしている。柯は大胆な発想で様々な技法を併用し新たな挑戦を試みている。
プロフィール
鍾 雯婷 Chung Wen-Ting
2010 台湾台南芸術大学陶磁専攻修士課程 修了
2013 台湾故宮第1回台湾青年陶芸賞(台湾台北)
2014 金沢卯辰山工芸工房 修了
ドイツTalente2014国際セラミックコンペ 入選
第70回金沢市工芸展 金沢市長奨励賞
2016 台湾国際金壺賞 銅賞(台湾台北)
2017 東京藝術大学美術研究科博士課程卒業
収蔵作品
台北故宮博物院、全球策略投資基金、台北鴬歌陶磁博物館、金沢卯辰山工芸工房
柯 毓珊 Ke YuShan
2011年 「2011 スペイン版画博覽會」 (Madrid parque Juan Carlos I、スペインマドリード)
2013年 台北芸術大学大学院美術研究科修士課程 卒業
2015年 「ずれた ウィーン応用美術大学×東京藝術大学」展 (ウイーン応用美術大学サラ・テレナ、ウィーン)
2017年 東京藝術大学大学院美術研究科博士課程 修了
「Shotai」 (So Fine Art Editions、アイルランド)
2018年 「中華民国第18回国際版画ビエンナーレ」 入選 (国立台湾美術館、台中)
2019年 NONIO ART WAVE AWARD 2019 審査員特別賞 岩渕貞哉賞 受賞
収蔵作品
国立台湾美術館、多摩美術大学美術館、財団法人龍顔基金会、台湾淡水紅楼カフェ
線 幸子 Sachiko Sen 展
— Layer -まど 2019 —
‘19年9月27日(金) ― 10月12日(土)
線は長年にわたり、綿による作品を手掛けている作家です。素材はシルクの綿。雲のような作品は最近色彩が入り、より絵画的に向いつつあるような気配です。
繊維が描く、綿による絵画!
綿と出会って、35年が過ぎようとしています。ある日、“ふわっ”とした白いかたまりを手にしたとき、まるで、世界が透き通るような感覚に魅せられた私は、植物の種子である青梅綿で創作を始めました。現在は、蚕が生み出す真綿の生命力を活かしたような作品です。長い間、綿の可能性を探ってきました。その過程で、私の作品は少しずつ変わり、移ろい、新たな創作に向き合う日々が続いています。
プロフィール
1990 「第18回日本国際美術展」東京都美術館、京都市美術館
佳作賞(‘86栃木県立美術館賞、‘88賞候補)
1991 「第27回神奈川県美術展」神奈川県民ホール/神奈川(’85 ‘87 ‘88 ’89 ‘90)
1992 「いわきの美術Ⅰ 作家たちの抽象」いわき市立美術館/福島
1994 「第23回現代日本美術展」東京都美術館、京都市美術館
いわき市立美術館賞(’85 ‘87 ‘89 ’92 ‘93)
1998 「福島の新世代’98」福島県立美術館/福島
1999 「現代日本絵画の展望展」東京ステーションギャラリー/東京
2003 「ART FAIR LINEART 2003」/ベルギー
2005 個展「ニューアートシーン」いわき市立美術館/福島
2007 文化庁新進芸術家海外研修員/ベルギー
2011 個展・池田20世紀美術館/静岡
2015 「第18回DOMANI・明日展」国立新美術館/東京
2018 PLAS ART FAIR/韓国
2019 ART BUSAN 2019/韓国
パブリック・コレクション
栃木県立美術館 いわき市立美術館 日本真綿協会 群馬県立日本絹の里 ギャラリー和える
はまさきかおり Kaori Hamasaki 展
— Nostalgie —
‘19年11月7日(木) ― 11月19日(火)
面白く、おかしいしい作品である。何がおかしいのか、見ているうちにちょっとバランスを崩した紙の張りぼてが、何か心に引っかかってくる不思議。浜崎のどこかとりとめのない作品全版にあるのかと思う。
映画や物語などをモチーフに作った立体作品(紙素材)と平面作品の展示です。
おおよその作品点数 立体10数点、平面15点くらい
プロフィール
1971 群馬県生まれ
1996 東京造形大学 彫刻学科卒
個展、グループ展多数
松本亮平 Ryohei Matsumoto展
― 生命の記憶Ⅲ ―
‘19年11月21日(木) ―12月 6日(金)
自身が興味を持ち大学院で専攻した生命科学を意識しながら、そこに現代社会を象徴する清濁の入り混じる物語性を盛り込み具象化した作品である。生き物たちが不思議に絡み合う物語画を制作し、特に近年では日動画廊主催の第54回昭和会展での昭和会賞受賞や第12回世界絵画大賞で遠藤彰子賞を受賞するなど活躍の幅を広げている。
展覧会のコンセプト
現代に生きる私自身の眼を通し、日本の古典の動物絵画を再構成した作品群を展示する。
古典絵画の持つ生き物に対する考え方や人間社会への風刺などを私の考えを通して表現したいと考えている。
プロフィール
1988 神奈川県に生まれる
2011 早稲田大学 先進理工学部 電気・情報生命工学科 卒業
2013 早稲田大学大学院 先進理工学研究科 電気・情報生命専攻修了
第9回世界絵画大賞展 / 協賛社賞受賞(14.15年連続受賞)
2014 公募 日本の絵画2014 / 入選 / 永井画廊(16年18年連続入賞)
2016 第51回昭和会展 / 入選 / 日動画廊(17.18年連続入賞)
第12回世界絵画大賞展 / 遠藤彰子賞受賞
2018 PLAS2018 CONTEMPORARY ART SHOW出展 / 韓国 ソウル
ART EXPO MALAYSIA出展 / マレーシアクアラルンプール
2019 第54回昭和会展 / 昭和会賞 / 日動画廊
ART BUSAN2019 出展 / 韓国 釜山
ART ELYSEES 出展 / フランス パリ
パブリックコレクション : 森の美術館
丹羽シゲユキ Shigeyuki Tanba 展
— 華 想 —
‘19年12月10日(火) ―12月24日(火)
陶の削り出しによる作品でモチーフは花の形。用も兼ねるフオルムが多い。硬いフオルムから近年流れを感じさせる動きが出て来ている。色もわずかに加えられつつある。今回は造形性をめざすフオルムを追及したいとの事。新しい流れが楽しみである。
プロフィール
1978 北海道札幌市に生まれる
2003 京都精華大学大学院芸術研究科造形専攻陶芸コース修了
2014 クラフトで乾杯! 審査員特別賞
2015 かなざわ燈涼会 金澤今色(菊乃や・石川)
2016 アートフェア東京2016―Kogei@Kassi Selected by MITSUKOSHI(東京国際フォーラム)
第1回日本陶磁協会現代陶芸奨励賞北海道展 現代陶芸奨励賞
SOFA CHIAGO 2016(NAVY PIER/USA)
現在形の陶芸萩大賞展Ⅳ 入選(19年・入選)
2017 第12回パラミタ陶芸大賞展(パラミタミュージアム)
茶陶の現在―2018萩―(山口県立萩美術館・浦上記念館)
2018 第5回陶美展 入選
第11回現代茶陶展 入選(19年・入選)
PLAS2018Comtenporary art show(韓国)
2019 美の予感2019-∞ directions―(高島屋美術画廊巡回/東京・大阪・京都・愛知)
生まれ変わる伝統:イセコレクション所蔵・現代日本の工芸品(香港大學美術博物館)
第4回金沢・世界工芸トリエンナーレ/2019金沢・世界工芸コンペティション入選