‘23年11月27日(月)―12月9日(土)
11:30〜18:30日祭休廊(最終日17:00土曜18:00)
サイバーパンク[Cyberpunk]は、人体や生物を機械や工学的な改造によって広まる世界と思想を指しています。私は、サイバーパンクの考え方と版画の複数性を融合し、繰り返し行う版画の作業と同時に、自分が日常生活の中で感じ、さらに保存したかった景色、色彩あるいはものの一部を切り取って、作品の中に取り込もうとしています。多色な空模様、静止する波、変化する月、お花の中に秘めた季節の移り変わり…有機物の生命、無機物の機械、全ては人間とは違う時間軸で状態が変化しています。一つ一つは変化しながら、過去となりつつ、現代と関係し、さらに未来へと繋がるポイントともなっています。その過去と未来を連結するポイントを作品を介して、人々と共感できる作品の制作を行っています。 作品点数:25点余
プロフィール
1986 台湾高雄生まれ、台北育ち
2009 台北芸術大学美術学科 卒業
2013 台北芸術大学大学院美術研究科修士課程 修了
2017 東京藝術大学大学院美術研究科博士課程 修了
2023 「日本・台湾 交流版画展2023 ~未来への種子~」展 (FEI ART MUSEUM YOKOHAMA、横浜)
2022 「對位・跨越–2022宜蘭国際版画展」 (宜蘭羅東文化工場 天空芸廊、宜蘭)
2021 「日本版画協会 第88回版画展」 (東京都美術館、東京)
2019 「NONIO ART WAVE AWARD 2019」審査員特別賞(岩測哲哉賞)
2018 「中華民国第18回国際版画ビエンナーレ」 (国立台湾美術館、台中)
2017 「Shotai」 (So Fine Art Editions、アイルランド)
2016 「Multiply それぞれの地点より燐光する視点 」 (京都精華大学ギャラリーフロール、京都)
パブリックコレクション
国立台湾美術館、多摩美術大学美術館、財団法人龍顔基金会、台北淡水紅楼etc.