カン・シンドク Shinduk Kang 展

‘25年1月28日(火)~2月14日(金)
11:30〜18:00日祭休廊 (最終日17:00迄)

 

カン・シンドク氏は、彫刻を専攻。クラシックな題材(花、花瓶、果物など)を色彩や線、レンチキュラー技術を用いて表現

※レンティキュラーとは
印刷された画像に立体感を与えることのできる、かまぼこのような形状の凸レンズのことである。両眼の視差を利用して奥行きや動きの効果を加えることができる。

レンティキュラーは、半円筒形の凸レンズが縦に細かく並べたシートのような形状をしている。その後ろには、微細に分割され、凸レンズによって左右の眼それぞれに見えるように加工された画像が置かれている。レンティキュラーを通して、画像を見れば、視差によって左右の眼はそれぞれ特定の画像のみを見る状態となり、特殊なメガネなどを用いることなく3次元の視覚効果を得ることができるようになっている。
なお、「レンティキュラー」という言葉は単純に凸レンズを意味することもある。

 

プロフィール

1952年 ソウル生まれ。現在もソウルを拠点に活動中。
1993年 弘益大学 教育学部 彫刻専攻 修士課程修了
1988年 レジデンシー:ホワイトプレイススタジオ(ボストン、アメリカ)
1976年 弘益大学 美術学部 彫刻専攻 学士課程修了
ギャラリー主宰、個展、グループ展多数