トゥルー カラーズ展 上西慶子/髙藪夕子
‘21 年 9 月 24 日(金) ― 10 月 8 日(金)
11:30〜18:30(最終日17:00迄) 日曜休廊
2作家共彫刻科出身というのが興味深い。上西はパステルで非常にカラフルな円を重ねる作風
髙藪はペンによるごく細線で主に木々を書き続ける。対照的な2作家の当ギャラリー初め
ての展覧会、展開が楽しみである。作品点数 上西8点余 髙藪13 点
上西慶子
プロフィール
1972 年東京生まれ
東京造形大学美術学部彫刻専攻卒。
ここはがしてもっと小さい形貼って間隔空けよう。ここちょっとはがして真っ白く塗り変えよ。ここは昔描いた絵からはがしたこれ使おう。・・・人力で一つずつ試していくと、頭の中になかった細部と全体ができてくる。下描きや、頭やパソコンの中でなく、実物を実際に直して確かめ、また直すのを繰り返す進め方が作品を仕上げるのに必要で、何度も直せる技法を探し、木彫、油彩を経て、12 年程前からは、貼ったりはがしたり、塗ったり削ったりが比較的しやすい、和紙やオイルパステルを主に使って制作している。
髙藪夕子
プロフィール
1997 日本大学藝術学部美術学科彫刻コース卒
1999 日本大学藝術学部大学院芸術学研究科卒
心の眼にうつるさまざまな自然界の色たち。これらは私たちが自由でそれぞれの色彩を輝かせたいと願う夢の反映
なのかもしれません。
表現活動をするうえで大切だと思うこと
ひとつには、自分のその時の物質的な環境と表現媒体が適切にかみ合うかということ、表現に用いる媒
体と自分の心の行き来がうまくいくかということです。